フォトグラファー杉山宣嗣のブログ
カテゴリー:1998年03月
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モデル、オーディション
写真を撮影する上でもっとも僕が気を使うのは、モデルの選択です。というのは、モデルによって、その撮ろうとする写真のイメージが大きく左右するからです。ただそれは、僕の好みというよりは、その広告なら広告にふさわしいイメージのモデルということになります。
タレントさんやキャンペン・ガールなどを起用する以外は、撮影の前には必ずモデルのオーディションを組みます。オーディションにはカメラマン、クライアント、アートディレクター、スタイリスト、場合によっては、ヘアメイクも立ち会います。
モデルを選ぶのには、まず、写真審査で人数を絞り、そしてオーディションに呼ぶんですが、1人を選ぶのに50人くらいが来るのはあたりまえで、100人を越すこともよくあることです。それでも、イメージに合うモデルがいない場合は日にちをかえて、再度、オーディションをすることもあります。
さて、オーディション会場では、モデル本人と、そのモデルが今までにしてきた仕事などの写真がファイルされたもの(僕たちはブックと言います)を見ます。仕事の内容によっては水着になってもらったりもしますが、ルックス、プロポーション、そして性格(性格もすごく重要で、明るくて、ハキハキしていないと撮影が上手くいかないことが多いのです。)を見るわけです。
そして、写真うつりを見るために、ポラロイドを撮ったりビデオに残したりもします。
このようにモデル選びにはスタッフ一同かなり、神経を使っています。写真を撮る上で、モデル選びがとても重要なのがおわかりいただけたでしょうか。
浜家有文子さん
CNNキャスターとしてデビューした彼女、現在ではテレビ、ラジオで何本もレギュラーを持つ売れっ子タレントです。撮影はお昼から夜8時頃までの長時間におよびましたが、終始ニコニコとカメラの前に立ってくれた彼女はとてもステキな女性でした。今回はAMERICAN ONLINEの広告の撮影。
デジカメ買いました
フジフィルムから新しく発売されたFinePix700という150万画素で撮影できるデジカメを買いました。
今現在、コンパクトカメラでは世界最小、最高画質のデジカメです。さっそく、撮影に持っていきました。
撮影はAOLという世界最大のインターネットプロバイダーの会社の仕事でそのイメージガール?の撮影でした。
アルミボディで小さくてなかなかオシャレなカメラでスタッフにもモテモテでした。
そのスナップ写真をページに上げましたので、興味のある方は見て下さい。
カメラマンの仕事
今日は、撮影日記ではないけれど撮影までのカメラマンの仕事の手順をお伝えします。
まず、広告代理店や制作プロダクション、時にはクライアントから直接の場合もありますが、仕事の依頼があります。
大体の撮影内容、スケジュール、ギャラ等をマネージャーが聞いて引き受けるかどうかを決めます。(もちろん、マネージャーは僕が好きな仕事とそうでないものを良く知っているので、そのあたりはまかせています。)
つぎに、打ち合わせ。モデルのオーディションをその時にする場合もあります。あまり、何度も打ち合わせをするのはスケジュール的にも難しいのでなるべく手際よくしたいものです。
撮影がスタジオかロケかによって違ってきますが、撮影場所のロケハン(撮影場所の下見)をします。これはだいたいロケーション・コーディネイターが出してきた資料の中から撮影に合いそうなところを選び、ロケハンするんですが良いところが見つからないとひどい時は何日もかかる場合もあります。
そして、撮影の準備。フィルムやカメラ機材、照明器具等の手配等けっこうすることが多いんです。まあ、だいたいは僕が指示を出した事をマネージャーとアシスタントがする事が多いですが。
なにをどう撮るかをはっきり決め、撮影前の準備が、しっかりできているとほとんどはもう、撮影が半分終わったようなものです。すでに僕の頭の中にはすべてが組立られていて、撮影当日はそれをかたちにするだけです。・・・とは、言ってもロケの場合天気が気になります、やっぱり。
そして撮影本番の日を迎えます。
これが撮影までの仕事流れです。仕事の内容によって時間がかかることもあるし、ほとんど電話だけで本番に入る事ができるものもありますが、やはり大きな仕事ほど時間はかかります。