フォトグラファー杉山宣嗣のブログ
カテゴリー:2006年06月
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プロが選ぶこの1本
CanonのサイトのEFレンズの紹介のところで、杉山がEF-S17-55mm F2.8 IS USMについてお話しています。
デジタルになって、良いレンズが欲しいとつくづく思いますね。
プロが選ぶこの1本
CANON EF LENS SPECIAL より抜粋
杉山宣嗣この一本/EF-S17-55mm F2.8 IS USM
大口径で開放F値2.8固定。使いやすいズーム域もいいね。
キヤノンのズームレンズは、昔からよく使っていました。ズームレンズとは思えない精度の高さが信頼できたからです。今回使ってみたEF-S17-55mm F2.8 IS USMも、期待を裏切ることはありませんでした。
今回はEOS 30DとEF-S17-55mm F2.8 IS USMを組み合わせて撮影に臨みました。まず、17mmから55mmというズーム域が非常に使いやすかったですね。
EOS 30Dの撮像素子はAPS-Cサイズなので、焦点距離は1.6倍になります。35mmフォーマットに換算すると、焦点距離は27mmから88mmになります。ふだんの撮影で、もっとも頻繁に使う標準域をカバーしてくれるんです。
大口径で、最小絞り値がF2.8ということもポイント。F値が2.8と明るいので、ファインダーがとても見やすいです。
EF-Sレンズシリーズで絞り値が固定なのは、このレンズが初めてですよね。プログラムで撮っているときは気にならないのですが、マニュアルで撮るときは、固定の絞りの使いやすさを実感しますね。
この1本があれば、ほかのレンズはいらない
EOS 30Dとの相性もいいこのレンズは、EFレンズシリーズのLレンズにも匹敵するとクオリティがあると感じました。自分なりにテストしましたが、広角側のゆがみがほとんどなく、素直な描写が得られます。周辺光量の落ちも、きわめて少ないですね。
ぼくは単焦点レンズへのこだわりって、そんなにないんですよ。瞬間的な判断で、さっとズーミングして撮れるのは、やはり便利。その代わり、撮影のときには自分もよく動き回ります。それに加えてズームの機動力が、撮影を助けてくれるんです。
いいレンズであれば、ズーム1本でも十分に仕事ができます。EF-S17-55mm F2.8 IS USMが1本あれば、オールマイティに使えます。価格的には決して安くはないですが、安価なレンズを何本もそろえるなら、このレンズが1本あればいい。これから写真を本格的に楽しもうという人には、ぜひすすめたいですね。
デジタルだからこそ頼りになる IS (手ブレ補正機能)
EF-S17-55mm F2.8 IS USMには、IS(イメージ・スタビライザー=手ブレ補正機構)が搭載されています。ISの効果はすごいですね。手持ちでも、ぶらさず撮ることには自信はあるほうですが、ここまで止まってくれるとは驚きですね。
たとえば、スタジオでこちらに向かって歩いてくるモデルを、ぼくも後ろに下がりながら、連写で撮ってみました。光源は室内のふつうの照明だけ。シャッター速度は1/30秒程度でした。そんな条件にもかかわらず、ご覧のようにぴたっと止めて写すことができたんです。
以前は、モデルに「動いている雰囲気で」「歩いている感じで」とポーズを要求していました。でも、ポーズだけでは不自然なことがあるんです。手ブレを抑えてくれるISのおかげで、モデルの自然な動きをいい感じで撮れますね。
フィルムの時代は「オレは1/8秒でも手持ちでシャッター切れるよ」なんて威張る人がいましたが、デジタルでは、まず無理。とくに高画素のカメラになるほど、ちょっとした手ブレの影響を受けやすいんですね。100%に拡大するとすぐわかります。でも、IS付きのレンズなら、厳しい条件であっても、精度の高い撮影を可能にしてくれるはずです。
EOS 30Dにもベストマッチな標準ズームとしてすすめたい
EF-S17-55mm F2.8 IS USMとEOS 30Dの組み合わせで、何を撮ったら楽しいかな。そう考えたら、まずはスナップ写真。街歩きしながらの撮影には、最高の組み合わせでしょう。
ほかにもカメラはたくさんありますが、ハイスペック機になると、「よし、撮るぞ!」という、ちょっとした気合いが必要になるんです。露出が気になって、いちいちヒストグラムを見ちゃったりね。
だからスナップには、EOS 30Dが気分的に手軽でいいですね。カメラバッグではなくて、ふつうのバッグにポンといれて、いつでもどこでも持ち歩く。いい場面に出会ったら、さっと取り出して、パシャパシャッと撮る。この手頃さがすごく楽しいですよ。
ほかのカメラとレンズだったら、こんなに楽しんで撮影することはできなかったと思いますよ。EOS 30Dだから、感覚として「良い加減」に撮れたんです。
自分の感覚に素直に反応、撮ることが楽しくなる楽しいレンズ
「良い加減」に撮れるというのは、つまりこういうことです。
広告の撮影やアーティストの撮影の場合は、事前に「完成」を決め込んで撮影に入るのが通例です。ほしいイメージを決めていることが多いので、基本的には現場で無駄なカットを撮ることはありません。
でもこのレンズとEOS 30Dで撮っているときは、ぜんぜん違った。なんでもいいから目にとまった瞬間にシャッターを切る。そういう撮り方に変わったんです。画角や露出を考える前に、まずシャッターを切る。「ただ押すだけで確実に写る」と信頼しているから、感覚だけで撮れたのだと思います。
今回、EOS 30Dのカタログに掲載する写真を撮るため訪れたオーストラリアは、20代のころ何年か住んでいたこともある場所。知っている場所って、ふつうは感動が薄いですから、あまり撮らないものですよね。でも、今度のロケでは撮りまくってしまいました。そういう自分が、うれしかったですよ。
写真を撮る楽しさ、原点に立ち返らせてくれた
「はっ」と思った自分のひらめきを大切にする写真の撮り方ができる。出合い頭に、瞬間的な判断で撮る写真って、やっぱり面白いんですよ。ふだんの仕事ではコンセプトなどを緻密に考えて撮影しているので、ハプニング的に撮れる楽しさって、しばらく忘れていた感覚でしたね。
「おれ、写真好きなのかも……」と、ひさびさに思いました。だからすごく楽しかった。これからプロになろう、写真がうまくなろうという人にも、このレンズで写真の楽しさを存分に味わってもらいたいですね。
写真がうまくなるには、とにかく数を撮らないと。だからデジタル時代に写真を始める人は幸せですよ。レンズはEF-S17-55mm F2.8 IS USM、カメラはEOS 30Dで出かけていって、毎日写真を撮っていれば、絶対にうまくなりますよ。
G4/G5 Mac OS10.4.7とEOS Utility
CANONのEOS Utilityを使ってG4/G5Macとの接続撮影をしている方に要注意です。
マイナーアップデートの10.4.7をすると、USB接続を使っている5D、30DなどはCanonのドライバーが10.4.7には対応していないので、認識しなくなってしまいます。1Dsマーク2系のファイヤーワイヤーは認識しますので、問題はないようです。
「接続撮影なんかしません」と言う人には、関係ないのかもしれませんが・・・・
Intel Macが発売され、OSアップデートはそちらを中心にしているため、G5/G4を使っている方は、10.4.6までの使用が賢明だと思います。(これはあくまでも杉山の個人的な見解です)
MacBook Pro OS10.4.6- Parallels Desktop for Mac-2
| 環境 | メモリ割当 | Raw1カット | Raw5カット連続 |
| Parallels Desktop(WIN) | 1161MBx70%=812MB | 9秒 | 67秒 |
| Boot Camp(WIN) | 1722MBx70%=1206MB | 5秒 | 40秒 |
| Boot Camp(OS X) | 1963MBx70%=1374MB | 20秒 | 120秒 |
MacBook Pro OS10.4.6 - Parallels Desktop for Mac-1
MacBook Pro にParallels Desktop for Mac(正式版)をインストールしてみました。
Parallels Desktop for MacはMac OS X上に仮想PC環境を構築し、Windowsなどの動作を可能にするソフトです。(以前あったVirtual PCやSoftWindowsの高性能版??のようなものでしょうか?)
Boot CampはOSを切り替えるには再起動が必要なのに対して、Parallels Desktopは、Mac OS Xで作業しながら同時にWindowsなど他のOSも動作でき、OS間のデータも共有できるそうです。
ネイティブに近いスピードと優れた安定性があると、うたっていますが、その実力はどうなんでしょう?
今のところ杉山は、MacBook ProのOS Xベースの方は、ほとんど使うことがないので、Parallels Desktopをテストしてみることにしました。
まずはインストール。Parallelsのサイトより(http://www.parallels.com/)ソフトをダウンロードして、通常のソフト同様、インストールします。
Parallels Desktopを起動させると、新しいVirtual Machineのウインドウが出てきますので、その中の「New VM...」ボタンを押します。そのあとは、Nextを押していけば、一応は設定ができます。(ちょっと、無責任??)
その後、Virtual MachineのMemoryとHard Diskの設定をします。杉山はMemory1GB/Hard Disk25GBを割り当てました。Memoryの割当は後ほど、変えることができるようですが、Hard Diskの容量はWindowsインストール後変更をすると、ディスクが初期化されるらしいので、気をつけてください。
それが終わったら、Windowsのインストールです。WindowsインストールCDをセットし、右側にあるグリーンのスタートボタンを押すと、Windowsのインストールが始まります。
Windowsインストールの途中でF8のキーを押さなければならないところがありますが、MacBookProのF8キーを押してもWindowsのF8キーとは違いますので、先に進めません。杉山はWindows用のUSBキーボードを接続して対処しました。
Windowsがインストールできたら、メニューバーの「VM」から「install Parallels Tools....」を選んで、Parallels Toolをインストールします。
これで、Parallels Desktopの基本的なセットアップができました。
Parallels Desktopをフルスクリーンモードにするときのカッコ良さ、ちょっとシビレました。フルスクリーンにするとWindowsがネイティブに動いているように見えます。そうそう、AirMacが使えます!
使用感の詳細はまた後日。
NSP BLOG
遅ればせながら、杉山もブログ作りました。
今までのSHOOTING DIARYも過去ログに移動しましたので、検索とかもしやすくなりました。
比較的ゆっくりな更新(諸事情により、実際の日にちで更新できないことが多いのです)になってしまいますが、
よろしくお願いいたします。
HEARTSDALE
1年ぶりのHEARTSDALE。リムジンを借りてのゴージャス撮影です。今にも雨が降りそうな天気だったので、リムジンを止めた道路の上にもう一つ道路が交差していて、雨が降り込まない場所を探しておきました。
夕暮れ時から夜にかけての撮影なので、大型ストロボを発電機に繋いぐため、雨は厳禁なのです。
表紙用の1カットは車の外で、あとの2カットは車内で撮りました。
この日もMacBook Pro - Windowsは快適にサクサク動いていました。
そうそう、Appleマークはいい感じで光っていましたが、Windows環境では残念ながらキーボードバックライトがつきません。今のところAirMac、iSightカメラなども使えませんが、次期OSでBoot Camp正式サポートしたあかつきには、このあたりのドライバも対応するといいですね。
セミナー
コマーシャルフォトとアドビ が主催するデジタルフォト & デザインセミナーに行ってきました。あまりセミナーには参加したことがなかったのですが、自分もセミナー講師をするようになって、他の人がどのようにお話するのか、また、フォトショップなどのソフトや機材をどのように使っているのかが、知りたくなりました。
自分よりハイパーな方やそうでない方の話を聞いて、感心したり、安心したり、なかなか面白いものです。フォトショップの使い方一つをとっても、十人十色、本当に違った使い方をするものです。
最終的には、自分の思った方向の写真にできればいいわけですが、無駄なく精密にできるのは、とても必要なこと。レタッチャーの専門職の方は、さすがに無駄がなく適切な方法論を持っているようです。まだまだ、勉強不足を感じます。
MacBook Pro - OS10.4.6
MacBook ProのOS X環境でのソフトの動作について、気になるところだと思います。
Universal対応(OS Xでネイティブに動作する)ソフトは今のところApple製品だけなので、杉山が使うソフトで言えば、セミナーで使うKeynote、iPhoto、画像管理/写真のセレクトで使うAperture、ネットワーク上のMacを管理するRemote Desktopというところでしょうか。これらのソフトはIntel Mac上で、かなり快適に動作しています。
問題の非Universal対応のPhotoshopCS2やCanonのDPPなどですが、最新のOS Xにアップデートした環境では、動作しています。(以前のOS X環境では、不具合が出ていたことがあります。)
・PhotoshopCS2については、動作する。
・Canon/DPPについては、DPP単独使用では動作しますが、EOS Utilityでカメラ接続した場合、FireWire接続の1Dsマーク2は認識しますが、USB接続の5D、30Dなどは認識しません。
動作はしているものの、やはりロゼッタで動かしているため、その速さはG4/1G程度のスピードだと思います。
今すぐにマックベースでPhotoshopCS2やCanonのDPPを使うこと考えている人は、そのあたりを考えて導入するべきでしょう。