self ゲッチュ!ガールズ・フォトテク
 
 
girl   girl
写真好き=男の子、なあんていう時代はもう終わった。
今は写真好きの女の子のほうが、カメラ小僧よりも多いのだ。みんなキレイに写真も撮りたいし、もちろんキレイに撮られたい! そんなあなたに贈る、ファッションカメラマン杉山宣嗣氏のナイスアドバイス・コーナーです。
 

hed
ラブ・ホテルで撮影? Glamourous Girl
文/杉山宣嗣
 

やっぱりロケハン

 「いつかは、絶対にラブ・ホテルで撮影した〜い!」と言っていたHappie副編集長の山田女史のたってのお願いを受け入れて、この秋冬に流行りそうなセクシー感覚のファッションを「Glamourous Girl」のタイトルで撮影することになった(Glamourous=性的な魅力がある、セクシーと言う意味)。
 とは言え、どこのラブホテルで撮影するかが問題になる。まずはガイドブックをめくってラブホ探しから始めなくちゃならなかった。なんせ最近のラブホは、近代的なシティーホテルのようなところばっかりだからね。やっぱり僕らが探しているのは、70年代の超レトロな、それも円形ベットがあるところがビジュアル的にもどうしても欲しかった。
 でも、ちゃんとあるんだな、これが。幾つかをガイドブックからピックアップして、まずは電話交渉。この撮影は実はちょうどお盆の時期だったので、なかなか交渉が上手くいかなかったけれど、やっとのことで東京近郊にあるラブホを見つけることができた。やっぱりロケハンはしておかなければいけないので、山田女史と一緒に出かけることに。一応ホテルには事前に連絡を入れておいたけれど、なんだかドキドキものだった。
 かなりの数の部屋を見せてもらって、その中から3つの部屋を借りることにしたけれど、どの部屋も撮影スペース的には狭すぎる。中央にドカーンと憧れの円形ベットがあり、その他のスペースはほとんどなし、といったありさまなんだから。  その狭い部屋の中でライティングを考えて撮影しなくちゃいけなだから、一苦労だよ。
 
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ライティングの構成
   撮撮影前にロケハン(ロケーション・ハンティング:下見)が必要ってことは以前にも話したけれど、特にこういった室内の限られたスペースでの撮影は、どこにモデルを立たせ、どこからライティングをし、どうやって撮るのかをちゃんとしておかないと、大変なことになる。  今回の撮影は「Glamourous Girl」っていうタイトルがついているので、できるだけしっとりとしたライティングをしたい。それも、人物以外の背景はあまり明るくしたくはない。
 そこで僕が選んだ照明機材は、キノフロって言う特殊な蛍光灯が何本か並んでいる照明器具。普通の蛍光灯を使ってそのまま撮ると、グリーンっぽい写真になっちゃうのだけれど、これは撮影用に作られたもので、デーライト(昼の自然光の色)が出る。40Wの蛍光管が10本並んだものや6本、4本などがあり、今回は4本のものを3台レンタルすることにした。このライトは光量はあんまりないけれど、光がとても柔らかく、光が届く範囲が短いので、部屋全体を明るくすることなしに、モデルだけにライティングができる。それに消費電力が極めて少なく発熱もないので、今回の撮影にはもってこいの照明機材なのだ。
 こんな風に照明機材を何にするかによって、写真の雰囲気もかなり違ってくる 。
 
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
hed
撮影本番、ラブホに全員集合!
   ラブホに全員集合したのはよかったけれど、狭い部屋に総勢12名。1部屋をスタッフ・ルームにしちゃったので、この写真のありさまだ。この部屋もこんなに人が入ったことは今までになかっただろうね。円形ベッドの上でくつろぐ女性スタッフたちは、けっこう異様な光景に見えたよ。
 さっそく僕もモデルと記念撮影。なんか危ない写真だなあ。その片隅でメイクさんがヘアメイクをしていた。どんなところでも素早く仕事をするあたりはさすがプロだ。今回はセクシーメイクなので、モデルの女の子が16才と18才にはとても見えない。
 

  pege1 pege2 pege3