self ゲッチュ!ガールズ・フォトテク
 
 
 

hed
スタイリングとヘアメイク
   ファッション撮影には、スタイリングとヘアメイクがとても重要だと思う。Happieの撮影はいつも同じメンバーでやってるけれど、僕はスタイリストとヘアメイクとカメラマンをユニットのように考えているね。
 僕の場合かなり広範囲の分野の撮影をするので、いくつかのユニットを持っている。ティーン向けの仕事にはこのユニット、大人の仕事にはこのユニットというように、それぞれの撮影に合ったスタッフと仕事をするんだ。
 Happieの撮影では、通常のファッションとはちょっと違ったギャル・テイスト?というものがあるので、そこのところを良く理解していないとできない。それに世界のファッションの流れをちゃんと理解していて、日本でのこの秋のギャル服の流行はこれだ!と主張できなければだめだね。また、洋服だけでなく、そのカットに必要な小道具も手配するのがスタイリストの仕事になる。僕がこれが欲しいと言うのではなく、このシーンにはこの小道具を入れたいとか、スタイリスト自らがアイデアを出せないといけない。決してスタイリストの仕事は、モノ集めだけではないのだから。
 ヘアメイクについても、今回のようにニュートラにはそれなりのヘアメイクのスタイルがあるす。また、この秋の流行の色やスタイルも考えて、なおかつシーンに合ったものにしなくちゃいけない。そして、ヘアメイクさんはモデルさんとのコミニュケーションが一番長いわけだから、モデルがいい気持ちでカメラの前に立てるようにと、現場の雰囲気づくりもできないといけないな。
 スタイリストとヘアメイクの善し悪しで、ファッション写真は決まってしまうと言っても過言じゃないよ。
 だから僕の撮影の場合、ロケーションが良くて、モデルもスタイリングもヘアメイクもステキ!僕はただシャッターを押すだけ〜、の人って感じだね。これだけキマっていれば、誰が撮っても良い写真が撮れる??
 
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hed
今回の簡単フォトテク

 今回は35mmのカメラに、専用ストロボを使って、フルオートで撮影してる。ピントもオートフォーカスで、露出もシャッター優先のオート。確かシャッタースピードは1/250〜1/60の範囲で、その場の明るさに応じて変えているね。前回同様、ストロボを使ったデーライトシンクロというテクニックを使っているけれど、35mmのストロボ内蔵オートマチックカメラを使っても、まったく同じことができるはず。日中でもストロボをONにするだけだよ。
 これで、顔にできる鼻やまつげなどの汚い陰を消すために使っている。洋服も、これでバッチリ写るわけだ。

僕たちプロが、カメラのサイズを35mmカメラや中判カメラ(6×4.5/6×6/6×7)や大型カメラ(4×5/8×10)と、変えるのにはちゃんと訳がある。
 簡単に言うと、フィルムのサイズの違い。1コマのフィルムサイズが、35mmカメラは2.4cm×3.6cmある。中判カメラだと、4.5cm×6cm(6×4.5)/6cm×6cm(6×6)/6cm×7cm(6×7)、大型カメラは10.2cmx12.7cm(4×5)/20.3cm×25.4cm(8x10)で、同じ種類のフィルムを使った場合、フィルムのサイズが大きくなればなるほど、写真の画質がよくなるんだ。
 しかし、機動性はやはり35mmカメラが小さくて扱いやすいく一番良く、大きくなるにしたがって、機動性がなくなってしまう。かなり乱暴な言い方だけれど(本当はもっともっといろんな特質があるけど、それをここで書くと一冊の本が書けちゃうからね)、それぞれの特徴を活かした使い方をするのがいいのだ。

 とにかく今回は、いっしょに走ったり、アングルを地面スレスレからにしたり、脚立(きゃたつ)の上から撮ったりで、動きがある写真にしたかったので、やっぱり軽量で簡単操作の35mmに。僕はめんどうな事が嫌いなので、一番のお気に入りは35mmのカメラだね。カメラまかせのオートの撮影はラクチンでいいよ。技術的なことはカメラ任せにして、アングル、表情などだけに集中して、撮影できるなんてすばらしいことじゃないか!
 カメラ技術の発達によって、アマチュアの女の子がすばらしい写真を撮ることができるようになったことも、とってもいいことだと思ってる。技術よりもセンスを磨こう!

 

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