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今回のフォトテク
   インテリアの写真のように部屋全体を撮る為に、今回は広角レンズを使った。でも普通の広角レンズではなく、シフトレンズという特殊なもので、主に建築やインテリアを撮るときに壁や柱などの垂直線を出すために使うレンズなんだ。
 みなさんは、普通の広角レンズで撮って、柱や壁が歪んだり傾いて撮れてしまった経験は無い? 別にそれが悪いわけじゃないけど、今回の撮影は全ての写真が「部屋カタログのように見せたい」という僕のこだわりがあったから。
 しかしあくまでファッション写真、部屋カタログそのままではつまらなくなってしまうので、ライティングを工夫してる。部屋全体を明るくするために、天井に向けてストロボをセットして、カメラ側からはリング・ライトという特殊なストロボを使った。これは下の写真で見てもらうとわかるけど、カメラのレンズの前にセットし、その真ん中からレンズが覗くようになってる。ちょうどカメラのレンズの前にドーナッツ型の蛍光灯をセットしたような感じといえばわかってもらえるかな?
 このライトの特徴はモデルの顔や洋服に陰がほとんどできなくて、なおかつ光にメリハリが出るっていうこと。通常のライティングでは固い光の場合、陰がどこかにできてしまうし、曇りのような柔らかい光の場合は陰はできなくても、メリハリがない写真になってしまう。僕はメリハリがある光が好きなので、このリング・ライトを使うことも多いな。
 全カットとも、ライティング、カメラアングル、レンズは同じものを使用。照明機材にはいろんなものがある。プロ用の機材から懐中電灯まで、使えるものは何でも撮影に使うよ。それぞれの光の色や光質の違いもチェックしておくといいね。

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撮影後記
   今回は時間との戦いだったけが、スタッフの協力のもと、おもしろい写真が撮れた。ロケーション、スタイリング、ヘアメイク、そしてモデルの全てが写真の善し悪しに影響してくる。そして、こういった写真に理解があって、積極的にアイデアを出し合うことができる編集者と仕事ができることが、良い写真を作り出す力になる。普段からの友達?(仕事仲間)つくりも大切だよ。

 
雑誌KERAは毎月16日発売です。
スタイリング:松田美穂 ヘア&メイク:吉川繁美
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