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砂漠で休息? のカット。実はこの砂漠、砂漠って言うほどの大きさじゃあないけれど、写真ってウソつきだから、ちょっとした砂地が砂漠に見えたりもするんだ。今回は、なるべく荒涼とした砂漠に見えるようなところを選んで撮影。ロケの写真は、撮るカメラマンが何処を背景に選ぶかで、かなり違ったものになってくる。ファインダーから覗いた世界が写真の全てだから、写っていないそれ以外のところはどうでもいいのだ。
写真を見てその場所に行ってみたら、ぜんぜん雰囲気が違った、なんてことはいくらでもあるな。ほら、部屋の写
真なんかを見て、入ってみたらぜんぜん狭くてがっかりした、なんて良くあるでしょ。それと同じだよ。
下の写真を見てもらうと、モデルとカメラ、照明器具がどんな位置関係にあるか良くわかると思う。前面の白い機材が大型ストロボ。ボックス型のものと円形の小さなものを使ってる。
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これこそウソつき写真の醍醐味なんだ。広角レンズを使ってるので、かなり遠くまで砂漠が続いているように見える。モデルの険しい表情と荒涼とした背景がマッチしているでしょ。実はこれポーズじゃなくって、「暑くてしんどい!」って本当の表情なのだ。でもなんだかいい感じだったので、「その顔そのまま!」と指示しちゃった。
下の写真にマイクロバスが写っているけれど、この撮影場所はロケバスの本当にすぐ近く。最初の崖っぷちでのカットはロケバスから一番離れたところで撮影していて、だんだんとロケバスの近くに寄ってきている。今回のような猛暑の悪条件での撮影では、移動のこともモデルやスタッフの心理的なことも考えて、撮影の順序を組み立てるのとがとても大事なんだ。
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